アーキレッジ(Archiledge)という社名は、「architecture(構造設計)」と「knowledge(情報資産、知識、知恵)」という単語を組み合わせた、私が考えた造語です。人間の活動によって育まれた「知識」や「知恵」を整理し構造化し、次の世代に繋げ、そして活用できるようにしていきたいという願いを込めて作った言葉です(詳細はこちら)。
「IT(Information Technology)」という言葉が使われ始めたのが、1990年代後半。ビジネス界から日常生活に至るまで、我々を取り巻く環境が、このITによって変化し、今なお変化し続けています。
私自身、1990年代後半から流通業から転身し、こうした技術の進歩とともに様々なプロジェクトに携わらせて頂きました。そのプロジェクトの多くが、従来の「仕組み」の効率化、従来の「モノ」を新たなデジタルチャネルへの置き換え、そして「新たなデジタルコミュニケーション手法の創出」といったものが大半でした。これらクライアントからの要望しかり、我々がクライアントに提案する内容も、同じような発想のものばかりでした。
様々な業界や様々なシーンで、「IT」が導入されるも、その多くがこうしたテーマであるのに対して、何か次の世代に残す「仕組みの創出」が出来ないか、今いる我々だけのためのものではなく、次の世代に繋げる橋渡し役になるものは無いかを模索し、そして現実的な何らかの形として作り上げられないかと考え、この会社を創業しようと決意しました。